会社情報
会社案内
自動車部品・自動二輪車・光学部品・弱電部品の塗装・印刷を主業に、独自の塗料・インクの開発製造を手掛ける当社は、ヒトに健康上の被害を及ぼさず、薬の錠剤近傍「全ての錠剤」で使用される耐光性可食インクジェットインクの開発に成功しました。当社のインクを利用したインクジェット印刷品の耐光性は、120万lx・h(キセノン光)の光安定性試験を実施した結果、印字の退色・変色の変化は「ない」の評価が出されています。
可食性インクは、食品・医薬品ほか幅広く用いられている食用インクで、全て食用添加物の素材から構成されるインクである。また、食品・医薬品などへの印刷方式には、大きく分けてインクジェット印刷・スクリーン印刷・転写(タンポ印刷等)印刷などの方式があります。
スクリーン印刷・転写(タンポ印刷等)印刷方式では、凹凸・表面の柔らかさ・不規則な形状に印刷する事が難しく、印刷装置が直接食品・医薬品に触れるため衛生的に問題があります。
一方、インクジェット印刷は、食品・医薬品に接触せず印刷することが可能であり、印刷対象物を選ばず衛生的なことから注目されています。この印刷方法に関しては、可食性着色剤・水性溶媒および必要に応じて可食性樹脂からなるインクジェット印刷用インク組成物を用いるが、光照射による光分解や酸化等により変色や退色が起きる欠点があります。また、酸化鉄・三二酸化鉄・チタンなどの顔料インクは、退色・耐光性に優れているが沈降・沈殿が著しく他社では完成されていません。
当社は、鉛を利用せず様々な素材に塗装可能な塗料や特殊インクの開発を手掛け、マグネシウム・複合樹脂・アクリル等の従来困難といわれた素材への塗装・印刷を得意とし、ガラス飛散防止塗料(特許取得・識別511105850・平成23年5月2日)、UV(紫外線)カット塗料・赤外線カット塗料・銀鏡・フィルム成形・スパッタリング等のトップコート・絶縁インク・導電塗料およびインク・可食インク・放射線遮蔽塗料などを開発、その技術を応用し「三二酸化鉄・酸化鉄・チタン・その他可食水性インク」の開発(平成25年6月)に成功しました。
会社概要
代表者 | 渡邊俊樹 |
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設立 | 昭和45年5月 |
資本金 | 1000万円 |
従業員 | 男子8名 女子7名 パート2名 合計21名 |
主な取引先 | 三井金属鉱業株式会社 ボッシュパッケージングテクノロジー株式会社 川崎重工業株式会社 株式会社ニフコ 株式会社小糸製作所 ヤマハファインテック株式会社 富士通化成株式会社 市光工業株式会社 CBC(旧中外貿易)株式会社 コロン株式会社 株式会社大同工業 株式会社プログレス |
関連会社 | 株式会社吉元工業 株式会社富士見ケミカル |
主要取引銀行 | 山梨中央銀行吉田 支店 都留信用組合 本店 山梨信用金庫 |
事業内容
- 自動車部品の金型 成形 蒸着 塗装 シルク・タンポ印刷 加工
- 電気・光学部品の金型 成形 塗装 シルク・タンポ印刷 加工
- マグネシウムの 防錆処理 塗装 シルク・タンポ印刷 組立
- 自社開発塗料・インク
- インクジェット用可食インク(顔料・染料)
- 絶縁インク
- ガラス飛散防止塗料
- UV(紫外線)・赤外線カット塗料
- 放射線遮蔽塗料(現在開発中)
- 導電塗料
- 導電インク
会社沿革
昭和45年5月 | 有限会社富士見技術研究所創業設立 |
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昭和55年8月 | 組織変更 社名を有限会社富士見技研に変更 |
平成9年2月 | 株式会社富士見技研に変更 資本金1000万円に増資 |
資本提携会社
タイ BESCO & FCO.,LTD.
技術支援先
台湾 INTERNATIONAL MAGNESIUM TESHNOLOGY CO.,LTD(華栄電線)